~よくわかる大腸がんの基礎知識~

大腸がんのステージと治療を知る
大腸がんのステージと治療を知る » 大腸がんの手術後の生活の質(QOL)を高めるために知っておくべきこと » 【番外】がんとの共生を考える

【番外】がんとの共生を考える

大腸がんと共生するために何をしたらよいか、どんなことができるかなどをまとめています。本人と家族両方の視点から記載しているので、本人はもちろん、家族の方もご覧ください。

参照元:藤田 伸、島田安博(2011)『国立がん研究センターのがんの本 大腸がん』小学館クリエイティブ.
参照元:福長洋介(2016)『よくわかる最新医学 大腸がん』主婦の友社.
参照元:高橋慶一(2010)『大腸がん 手術後の生活読本』主婦と生活社.

治療を続けながら生活をするために

自分が大腸がんになったとき

がんになったときにやると良いことや利用できるサービス、生活の仕方などをまとめています。

かかりつけ医を持つ

健康管理の相談や日常的な診療を行ってくれるかかりつけ医。患者さんの病状はもちろん、病歴や健康状態を細かく把握しているため、体に関する相談なら何でもできます。大腸がんの手術を行った病院の主治医とかかりつけ医の間で、患者さんの健康に関する情報をやり取りしているので、病院で診てもらうときも安心です。

がん支援相談センターを利用する

治療内容や家族とのことなど何でも相談できるのががん支援相談センターです。がんの治療を行うにあたって気になることや不安なことが出てくるとも思います。つらい気持ちや想いも聞いてくれるので、気軽に話してみるのも良いですよ。同じ治療をしている患者さんと話したり、ブログを読んだりするのもおすすめです。「患者会」などの案内が病院であると思いますので、気が向いたら参加してみてはいかがでしょうか。当サイトでも、ステージ3〜4の患者さんのインタビューを掲載しています。

大腸がん患者の闘病記を読む

食生活や生活習慣に気を配る

術後は退院してからも腸に異常を感じたり、体調が悪くなったりすることがあると思います。復帰を焦らず、規則正しい生活習慣や食生活を心がけることが大切。体重を計る習慣を身に付け、自己管理することも忘れてはいけません。腸の働きを促したり体力をつけたりする運動は無理のない程度に行うと良いでしょう。もし治療中や術後の日常生活で気になることや知りたいことがあれば、主治医に相談してみるといいですよ。当サイトでは、食事でのポイントや、がんを直接攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させるための成分を論文データなどから探していますので、興味がある方はご覧になってください。

大腸がん術後の食生活について詳しく見る

がんに打ち克つ!NK細胞を活性化させる成分特集を見る

リラックスできる時間や趣味を持つ

退院後は、自分がリラックスできる時間や趣味を持ちましょう。以前からやっているスポーツを再開したり、漫画を読んだりすることなど何でもOKです。好きな香りのアロマでリラックスしながら睡眠することも良いですね。心から安らげたり楽しめたりすることを見つけてみましょう。

家族が大腸がんになったとき

家族が大腸がんになったときの接し方や、利用できるサービスなどをまとめています。

退院後の家族との接し方

がんの手術を終えて家に帰ってきた家族には、普段通りに接するようにしましょう。術後は体力が低下していますが、患者さんができることは本人に任せるようにした方が良いですよ。やっていくうちに、回復も速くなるでしょう。食事と排出については手術前と異なるため、その説明をしてくださいね。

抱え込み過ぎない

協力することはもちろんですが、患者が自己管理できるようにフォローしてあげることが大切です。甘えすぎるのも、甘やかしすぎるのも良くありません。治療中や術後も良い関係を保てるようにコミュニケーションを多くとるように意識しましょう。本人が仕事をしているなら、仕事にも理解を示すことでサポートしましょう。食事を作っておいて、食べるときは自分で温めて食べてもらうなどできることは本人に任せるようにしてくださいね。気負い過ぎず、抱え込み過ぎないようにしましょう。

公的サービスを活用する

退院後、公的サービスを活用する方法もあります。65歳以上の方なら、介護保険制度が利用できるようになり、あらゆる介護サービスを使うときに介護保険給付が受けられますよ。長期に渡って療養するなら、役に立つ制度だといえるでしょう。もし身体障害者手帳を持っているなら、規定に応じて福祉サービスを受けることができます。公的サービスに確認してみましょう。

がん支援センターに相談してみる

がん支援センターは患者さんとその家族を支えてくれます。そのため、病気に関する相談や、治療法について、詳しく知りたかったりしたときに利用可能です。生活支援に関すること、自余生制度の紹介のほか心のケアにも対応してくれるので気軽に相談してみてください。