~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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定期検査について

大腸がんを切り取っても、ごく小さい癌細胞が残っていて、それが大腸をはじめ、肝臓や肺などのほかの臓器で成長することがあります。これを再発といいます。大腸がんの再発の危険性は必ずあるので、定期的に検査を行うことが必要です。

大腸がん再発の定期検査の目安は5年

最初に大腸がんが発見されたときに検査を行いますが、大腸がんの癌細胞は5mm以下だとこの検査で発見されないことがあります。

そのため、大腸がんの切除手術で腫瘍を取り除いても、すでに飛び火している癌細胞は体内に残ってしまうため、それが成長して大腸がんが再発することがあります。

大腸がんがステージ0の段階で、内視鏡手術できれいに取り除けた場合は、再発の恐れはほとんどないでしょう。ステージ1の場合でも、きれいに切り取れれば、飛び火の可能性は少なく再発もほとんどしません。

問題は、ステージ2以降の大腸がんだった場合です。すでに大腸の壁の奥深く、もしくは大腸を突き破ってしまっているため、ほかにも癌細胞が飛んでいる可能性が高く、大腸がんとその周りを切除したとしても、再発の可能性は高まってきます

また、大腸がんの中でも、結腸にできた癌よりも直腸がんのほうが再発の確率は高まります。

一般的に、最初の時点で見つけられないほど小さながん細胞は、3年~5年程度で発見できるほどに成長するため、大腸がん手術後、5年間は慎重に見守る必要があります。

大腸がんの手術後の定期検査スケジュールには目安があります。

  • 問診・診察 最初の3年間は3ヶ月毎、その後5年後まで半年ごと
  • 直腸指診 術後5年まで半年ごと(直腸がんの場合)
  • 腫瘍マーカー 最初の3年間は3ヶ月毎、その後5年後まで半年ごと
  • CT/胸部X線/腹部超音波 術後5年まで半年ごと
  • 骨盤CT 術後5年まで半年ごと(直腸がんの場合)
  • 大腸内視鏡検査 術後5年まで1~2年ごと

それぞれ、大腸がんの進行度合いや手術の状況により、検査項目や検査スケジュールが異なりますので、医師と相談しながら決めていくことになります。