~よくわかる大腸がんの基礎知識~

このサイトについて

このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

大腸がんの基本ガイド HOME » 大腸がんが転移しやすい部位・臓器 » その他の部位

その他の部位

大腸がんが進行すると、ほかの臓器に転移していきますが、リンパ節・肝臓・肺のほかにも、骨転移や腹膜転移を起こす場合があります。どのように転移するのかとともに、その治療方法についても探ります。

骨や腹膜にも転移する大腸がん

大腸がんが転移する確率の高いものに、リンパ節、肝臓、肺があります。これらの臓器や器官に転移が非常に多いのは事実ですが、そのほかにも、骨、腹膜、さらには脳にまで転移する場合があります。

  • 骨転移

大腸がんが骨転移する確率は数%ですが、もし転移してしまった場合は、治療の道は厳しいといえます。

骨に転移すると、骨が少しずつ弱っていきます。弱った骨が崩れて、周囲の神経・筋肉を押すようになると、しびれや麻痺などが引き起こされます。

また、骨転移している場合は、ほかの臓器にも転移していることがほとんどです。

この段階では、手術で治療を行うということは難しく、放射線治療を行ったり、医療用モルヒネで痛みを取りのぞいたりと、対処療法を行っていくことになります

 

  • 腹膜転移

腹膜藩種と呼ばれ、お腹に癌細胞の種がまかれるように広がっていく転移の仕方をします。最初は小さなしこりですが、徐々に大きくなり、やがては腸管を圧迫して腸閉塞などを引き起こします

この腹膜藩種は、CTなど画像に移りにくいため、発見しにくく、発見された問いにはすでにかなり進行していることがほとんどです。

  • 脳転移

大腸がんが脳へ転移することは確率的には低いものですが、転移する可能性があることは確かです。

脳へ転移すると、脳のどの部分に転移するかによって、現れる症状に違いが出ます。例えば、体のどこかが麻痺する、言葉が上手く出なくなる、などの症状が考えられます。

脳転移の場合は、抗がん剤治療は効果がないため、放射線治療を行います。放射線治療では自覚症状が改善されるなど、高い効果が期待できます。脳転移の状態や症状により、実際に外科手術を行って大腸がん細胞を切り取ることもあります。