~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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完治する確率

大腸がんは完治するのでしょうか?「5年生存率」の割合は?詳しく見ていきましょう。

大腸がんの完治の割合は?

厚生労働省が発表した「人口動態統計の年間推計(2013)」によると、日本人の全死亡者数のうち、がんが死亡要因となっている場合が一番多いという統計が出ています。また、国立がんセンターの「がんの統計(’13)」によると、女性のがん死亡率の中で、一番多い原因は大腸がんだそうです。

このようにがんの死亡率は高く、近年、特に大腸がんでの死亡率も年々高くなってきていると言われています。

では、本当に大腸がんの死亡率は高いのでしょうか?

答えはNOです。

たしかに、女性のがん死亡率の第1位は大腸がんではありますが、実際に大腸がんになった方の死亡率が高いというわけではありません

大腸がんの進行度は遅く、緩やかに進行するため、早期発見できれば、完治の可能性が高い病気であると言えます。現に、大腸がん初期の方の5年生存率は非常に高い確率です。

しかし、問題なのは、大腸がんにはこれと言った自覚症状がないことです。大腸がんの自覚症状として、便秘や下痢を繰り返す、血便が出る、腹痛などの判断しやすい症状がありますが、これらの症状が出ても、単なる体調不良などと放っておいてしまう場合が多くあります。

そのため、大腸がんと診断された患者のうち、7~8割の方が進行がんと診断され、治療が困難に。早期発見での5年生存率と比較すると、がんが進行してしまっている場合の5年生存率はかなり低くなります。

このように、大腸がんは早期発見とそうでない場合で、生存率が大きく変わります

大腸がんは初期のころは自覚症状が出ませんが、自覚症状が出てからではすでに手遅れと言っても過言ではありません。定期的に検診を受けることはもちろん、大腸に不安のある方は、一度詳しい検査を受けてみることをオススメします。

大腸がんは早期発見・早期治療が最善の治療方法です。