~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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ステージ0

大腸がんの進行度合いによって分かれているステージ。その初期の初期とも言えるステージ0について、その病状や治療法、生存率などを紹介します。

大腸がんステージ0の生存率について

大腸がんステージ0のイメージ画像

大腸がんと診断されて、ショックを受けるのは無理のないことです。しかし、大腸がん=完治しない、ということはありません。初期のがんであれば、高い確率で完治が見込めます。

とくに、最初期であるステージ0と診断された場合は、ほぼ完治できます。実際、5年後の生存率に関する統計でも、95%という高い数値が出ています。

ステージ0の大腸がんは、別名、表在型といいます。

大腸の構造は、6層構造(「粘膜、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜」)となっていて、ステージ0は、このうちの粘膜部分にのみ癌が留まっている状態です。この状態の大腸がんは大きさも比較的小さく、リンパ節やほかの臓器に転移している可能性も非常に低いとされています。

ちなみに、自覚症状などがないため、自分で体調がおかしい、と気づくことはあまりありません。ステージ0の大腸がんが発見されるのは、ほとんど定期検診です。

健康診断の便潜血検査で、便に血液が含まれていると、大腸がんが疑われます。そこから内視鏡検査で大腸の中を確認し、診断に至るケースが一般的です。

ステージ0の大腸がんの場合でも、大腸がんを物理的に切除するのが治療法となります。とはいえ、このレベルの大腸がんであれば、お腹を切らない、腹腔鏡や内視鏡を用いた手術で済むケースが多いです。

基本的には、ステージ0レベルの大腸がんであれば、がんの切除が完了すれば、その時点でほぼ治療が終了していると考えて良いでしょう。

ただし、「がんになった」ということは事実なので、一度切り取って完治したとしても、再発の可能性は残されています。

医師の判断を仰ぎながら生活習慣の見直しを行い、また定期的に検診に通うなどして、再発を予防することが非常に大切です。

がんの生存率は、早期発見できるかどうかによって大きく変わってきます。ほんの少しの手間を惜しむことで、その後の人生まで左右しかねない、ということを、肝に銘じておくとよいでしょう。