~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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ステージ1

ステージ1の大腸がんは少し進行しているものの、まだ大事には至っていない状態です。大腸がんの進行度合いによって分かれているステージの中で、ステージ1について、その病状や治療法、生存率などを紹介します。

ステージ1の大腸がん・治療法と生存率

大腸がんステージ1のイメージ画像

大腸がんのステージ1とは、大腸の内側の粘膜を超えて、筋肉の部分にまでがん細胞が到達している状態のことを言います。

腸壁の層の中ではこの筋肉の層が一番厚いのですが、この層のどの部分まで進行しているかにより、同じステージ1でも軽度浸潤と深部浸潤に分けられます。

それぞれの概要や治療方法を見ていきましょう。

軽度浸潤のステージ1では、筋肉の浅い位置までで留まっていて、腫瘍の大きさが2cm以下、というのが基準となります。

この場合、ステージ0と同様、内視鏡手術だけで腫瘍を切り取ることも可能です。腫瘍が浸透している部分まですべて取りきることができれば、ほぼ完治が見込めるでしょう。

また、ステージ1でも筋肉の深い位置にまで達してしまい、大きさが2cmを超えるようなものは、深部浸潤と分類されます。この場合、リンパ節に転移するのを防ぐため、腫瘍とその周りのリンパ節も切除することがあります。

このレベルの大腸がんになると、大きさ的に内視鏡手術が難しくなってきます。

また、内視鏡手術で切り取っても、深部の腫瘍部分まできれいに取り除くことができないため、外科手術(腹腔鏡手術/開腹手術)が選択されることが多いでしょう。

治療方法は、様々な検査結果によって総合的に判断されますので一概には言えませんが、大まかにな傾向として理解していただければと思います。

いずれにせよ、ステージ1の大腸がんは、きれいに取り除くことができれば完治の可能性も高いです。5年生存率も90%以上と高い数値となっています。

しかし、がん細胞が少しでも残っていると、がんは再発していまいますので、完治したからと言って検査を怠ってしまうのは禁物です。

定期的に検査を受け、再発がないかを確認するのが大切です。