~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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ステージ2

大腸がんがステージ2まで進行した場合の生存率や、転移の可能性についてまとめています。

大腸がんステージ2の症状・生存率について

大腸がんステージ2

大腸の壁は、「粘膜・粘膜筋板・粘膜下層・固有筋層・漿膜下層・漿膜」という、6層の構造となっています。ステージ2の大腸がんは、このうち5、6層目の壁にまで大腸がんが到達している状態を言います。

大腸の外側の壁にはリンパ管が張りめぐらされていて、その中にリンパ節というものがいくつも存在しています。

ステージ2の大腸がんは、そのリンパ節にまで転移が認められないものの、リンパ節のすぐ手前まで大腸がんが進行している状態です。いつリンパ節に転移してもおかしくありません。

そのため治療法は、外科手術によって、大腸がんをきれいに取り除くことが主眼となります。また、再発のリスクを避けるため、周囲のリンパ節も同時に切除することもあります。

外科手術と言っても、最近は医療技術の進歩から、お腹を空けなくても大腸がんを切除できるノウハウが確立されつつあります。

お腹を切るのがどうしようもないほど怖かったり、お腹に大きな傷跡が残るのはイヤだという場合は、1度医師に相談してみると良いでしょう。

また、大腸がんの大きさが小さかったり、患者さんの体力に不安があるような場合は、抗がん剤や放射線治療を採用していくケースもあります。

このように、基本的には外科手術ですが、大腸がんのステージ2では、まだ治療方法の選択肢が多く残されているといえます。

ステージ2の大腸がんは、適切に治療を行えば、比較的高い確率で完治が見込めます。がんの生存率の目安となる5年生存率はステージ2の場合およそ85%。

がん、というと命に関わるイメージですが、ステージ2の状態では、楽観こそできないものの、死に直結するレベルではないでしょう。

定期検診を行っていれば、このレベルの大腸がんは発見しやすいです。ほかの部位に転移してしまうと、一気に治療が難しくなってきますので、このステージ2の状態までに大腸がんを発見することが大切になってきます