~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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ステージ3

大腸の壁を超えて、周囲にあるリンパ節に転移している状態が、ステージ3とされています。その治療方法や生存率についてまとめました

ステージ3の大腸がんとは~その概要と生存率~

大腸がんステージ3のイメージ画像

ステージ3の大腸がんは、腫瘍が大腸の外側の壁を超えて、その周辺にあるリンパ節にまで転移してしまっている状態です。

リンパ節は、大腸がんが進行する過程で、まず最初に転移する器官とされています。リンパ節にがんが転移している場合、ほかの臓器にも転移している可能性が疑われます。

ステージ3の大腸がんは、転移しているリンパ節の数で状態が少し変わってきます

大腸がんステージ3aの診断と治療法

リンパ節への転移が3箇所以下であれば、ステージ3aに分類されます。

この場合、大腸にあるがん細胞と、リンパ節に転移しているがん細胞を確実に取り除き、適切な治療を行うことで、完治が見込めます。

ちなみに、大腸がんステージ3aの生存率は、5年生存率は77%です。

大腸がんステージ3bの診断と治療法

一方で、4箇所以上のリンパ節にがんが転移している場合は、ステージ3bに分類されます。この場合も、大腸がんと転移しているリンパ節を取り除く手術と治療を行いますが、ほかに転移している可能性が低くはありません。

ステージ3bの5年生存率は、60%と低くなっています。

どちらの場合も、ステージ3の大腸がんは外科手術で大腸がんとリンパ節を取り除きます。

外科手術は、開腹手術、もしくは腹腔鏡手術となりますが、ステージ3まで進行した大腸がんは、腫瘍も大きく、周りのリンパ節の切除も必要となります。そのため、開腹手術が選択されることが一般的となっています。

外科手術後は、残っているかもしれない小さな癌を死滅させ、再発を予防するために、抗がん剤治療か放射線治療を行います。

これらの治療が終了した後も、再発していないかどうか、注意深く見守っていく必要があります。

がんが完治した、と思っても、数年後に再発してしまうというケースは少なくありません。治療が終わったからと油断せず、積極的にがん検査を受けていくことが大切です。

健康食品を使ったがん治療の研究

健康食品などを通じた民間療法は、言葉は悪いですが、一般に「いかがわしい」と思われる風潮があります。

とくに、がんの克服をテーマにした場合、人の命にもかかわることなので、人前で発言することすらセンシティブになってしまいます。

ところが実際の医療の研究現場では、健康食品を使ったがんの治療法の研究は、盛んに行われています。民間研究機関だけではなく、医学会や国立大学等においても、莫大な予算のもと研究が進められています。

通常の西洋医学に代わる治療法として、健康食品を使った治療法を補完代替医療(Complementary and Alternative Medicine)と呼びます。頭文字を取ったCAMという言葉は、すでに医学会ではよく聞く言葉となっています。

アメリカでは、1992年に国立衛生研究所内に代替医療事務局が置かれ、CAM研究が本格的にスタート。2003年には、政府より同事務局に11,400ドル(約135億円)もの研究費が投じられました。

また、アメリカ国立がん研究所内にも、がん治療に特化したCAM研究事務局が設けられています。

日本におけるCAMの研究が本格的に始動したのは2001年。日本内科学会認定専門医部会が厚労省からの研究助成金を受け、がんの代替医療としての健康食品のデータベース作りがはじまりました。

翌2002年、金沢大学医学部に国内初のCAM講座が設置されました。現在では多くのCAM研究者も育ち、全国各地の大学でCAMの講座が開設されるに至っています。

現在は、WHO(世界保健機構)もCAMの本格的な研究に乗り出しており、健康食品によるがん治療は、決していかがわしいものではなくなっています。

堅実な選択肢の一つとして、CAM(補完代替医療)の利用を検討する価値は大いにあるでしょう。

<大腸がんへの効果も期待される健康食品とは?>

※参考文献

・「がんの補完代替医療」(日本補完代替医療学会)
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/1/1/1_1_7/_pdf

・「がん予防と食品-デザイナーフーズからファンク所なるフーズへ-」(名古屋大学大学院生命農学研究科)
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/20/1/20_1_11/_pdf