~よくわかる大腸がんの基礎知識~

大腸がんのステージと治療を知る
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大腸がんステージ4

ステージ4は、がん細胞が他の臓器へ転移している状態です。その症状や生存率、治療法についてご紹介します。

大腸がんステージ4はどんな状態?

大腸がんのステージ4は、がん細胞が毛細血管の中に入り、血液の流れに乗って肝臓や肺などの臓器やリンパ管に転移した状態です。ステージ4になると下血や便秘、貧血など、さまざまな自覚症状が出る可能性があります。また、転移先によって黄疸や血痰、呼吸困難などの症状が出ることもあるようです。

術後の状態が良いと言われている大腸がん。しかし、他の臓器に転移しているステージ4の状態だと、生存率がステージ3に比べて大幅に低下します。

治療法も症状を和らげるための放射線治療や生存期間を伸ばす化学療法モルヒネを使用した緩和ケアが中心です。また、直腸がんの場合にはステージ4の段階であっても、QOL(生活の質)を高めるための手術も行なわれています。ただし遠隔転移しているステージ4の場合でも、状態によっては手術を行なえるのが大腸がんの特徴です。

ステージ4の詳しい症状や治療法、生存率は?

大腸がんステージ4で発生する症状についてまとめました。大腸がんは下痢や下血、便が細くなるなど、さまざまな症状が発生します。すぐに病院で検査を受けるべき症状について詳しくご紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

ステージ4の詳しい症状について知る

ステージ4の生存率と再発率について調べました。転移しやすい場所や部位ごとの再発率などを詳しく解説。そのほか、ステージ4で再発・転移した人の体験談も記載しているので、ぜひ参考にしてください。

ステージ4の生存率と再発率について知る

大腸がんのステージ4の治療法についてまとめています。結腸がん、直腸がんそれぞれの治療法に分けて解説。手術ができない場合にはどのような治療法が行なわれるかについても調べたのでチェックしてみてください。

ステージ4の詳しい治療法について知る

大腸がんステージ4を克服した人の体験談

大腸がんのステージ4を乗り越えた人…といえばジャーナリスト・テレビタレントの鳥越俊太郎さんが有名です。

2005年大腸がんが発覚し、腹腔鏡下手術を受けた後も肺と肝臓への転移をくり返し、なんと4回もの手術を受けたとか。鳥越さんの手術の経過について、ご本人のインタビューから抜粋してご紹介します。

その後、私は結果的に4回の手術を受けることになります。1回目の手術はがんとわかってから約1週間後のこと。内視鏡による腹腔鏡下切除術でがんを取り除き、ステージ2ということでした。術後の経過は極めて良好で、2週間弱で退院。手術直後から抗がん剤を服用しました。ところが1年半後の2007年1月、今度は肺に転移していることがわかりました。他臓器への転移、つまり私のがんはステージ4になってしまったのです。手術は無事に終わりましたが、その半年後には右の肺も手術(術後良性と判明)し、さらに2009年2月には肝臓に1.5cmのがんが見つかりました。肝臓を70g切り取り、私のがんのストーリーはここで終わっています。

引用元:ゴールデンライフ http://www.goldenlife.jp/72_kenko04/

鳥越さんは、大腸がんを恐れるなということも語っています。

大腸がんというのはほかのがんに比べ、ちゃんとした処置をすれば、必ずしも、「がん即、死」を意味するわけではないのです。人間は100%だれもが死を迎えるわけですけれども、大腸がんイコール死では必ずしもないということは、私を見ればおわかりだと思います。

引用元:ヨミドクター https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20100601-OYTEW58958/

では、実際鳥越さんはどのようにして大腸がんを克服したのでしょうか?手術、ご本人の体力、精神力…色々理由はあると思いますが、そのカギは「笑うこと」にあったと言っています。まさか~とお思いになるかもしれませんが、笑いで免疫力が上がるというのは色んな機関が研究している内容で、実際に有効であるというデータが数多く存在します。笑うことは免疫力を上げ、免疫力ががんを撃退してくれる…いいことづくめですね。

皆さんは免疫力についてあまり考えたことはないかもしれませんが、これは非常に重要なことです。医者の話によると人には60兆個の細胞があり、日夜それらが細胞分裂を繰り返す中で、1日に2~3千個のがん細胞が生まれています。しかし若いうちはなぜがんになりにくいかというと、免疫力が働いてがんを全部叩き潰してくれるからです。ところが年を取ってくると免疫力が下がり、撃ち漏らしが出てしまう。だから高齢者にがんが多いのです。それらを踏まえれば、できるだけ免疫力を落とさない生活をおくることが大事になってきますよね。つまりバランスの良い食事、睡眠、運動を心掛け、生活の質をきちんと保つ。そして毎日を明るく前向きに、目標を持って、できるだけくよくよせずに生きる。なかでも一番効果的なのが「笑う」ということ。楽しくなくても意識して笑うのです。それが免疫力を高く保つ秘訣です。皆さんにも、できるだけ毎日笑って生きてほしいと思います。

引用元:ヨミドクター https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20100601-OYTEW58958/

大腸がん手術後のQOLを上げるには