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大腸がんへの効果が注目される健康食品成分集

ここでは、大腸がんに効果が見込まれている健康食品成分についてまとめています。

がんへの見逃せない効果をもつ健康食品(サプリメント)成分

健康食品のイラスト

がんへの効果が見込める健康食品というと、アガリクスをイメージする人が多いかと思います。

アガリクスは、実際に多数のサプリメントが出ており、飲んでいる人の口コミを見ても、効果を実感しているケースが少なくありません。

プラシーボ効果(=思い込みで不調が回復する心理効果)という声もありますが、厚生労働省の調査では、がん患者のおよそ4割が、アガリクスを飲んでいるという結果が出ています。

まだ研究段階で、医学的に効果は認められてはいませんが、将来的に医薬品として登場する可能性も小さくはないでしょう。

また、アガリクスのほかにがんに効果があるとされる成分に、メシマコブがあります。

日本ではアガリクスが有名ですが、メシマコブは、すでに韓国などでは抗がん剤の原料として使用されているほど、世界的に注目されている成分です。

国立がんセンターの研究グループによるマウスを使った実験でも、腫瘍阻止率約95%と非常に高い数値を記録していて、こちらもアガリクスと同様、もしくはそれ以上に、日本の医療現場で広く使われるようになる可能性を秘めています。

医師の中には、メシマコブを輸入して医療の現場で使っている方もいるようで、その期待度は折り紙付きと言えるでしょう。

また、メシマコブの中でも注目されているのが韓国新薬の発見した菌株です。

この菌株を原料とした抗がん剤が韓国では処方されているほどです。

韓国新薬固有菌株とは

このほかにも、プロポリスやフコイダンなど、人の免疫力にはたらくとされる健康成分がいくつかあります。

ここでは、そんながんに効果が見込める健康成分について、代表的なものをピックアップしてまとめてみました。

参考にしていただけると幸いです。

グルカンが注目されています

キノコ類などに多く含まれていることで知られるグルカンですが、日本免疫学会において、このグルカンにがん抑制作用があることを示唆する実験結果が発表されました。

実験では、マウスにグルカンを投与したとき、がん細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)に変化が生じるかどうかを検証しています。

その結果、濃度0.5~5%のグルカンを給水投与されたマウスの体内において、著しいNK細胞の活性化が見られたそうです。

次に、グルカンの投与によって、腫瘍細胞に変化が生じるかを検証しています。

実験は、ガン細胞を移植したマウスにグルカンを投与するというもの。

その結果、グルカンを投与されたマウス群には、投与されていないマウス群に対して、腫瘍の成長が遅れる効果が見られました。

以上の結果をふまえ、高知大学医学部では、健康な人を対象とするグルカンの投与実験を行いました。

グルカン15mlを1日3回に分けて経口摂取させ、摂取前、摂取1ヶ月後、摂取終了1ヶ月後の3回、NK細胞の状態をチェックするというもの。

その結果、被験者の91.7%において、NK細胞の活性化が見られたそうです。

※参考文献

・「ソフィβ-グルカン経口摂取によるNK活性誘導効果」
(第37回日本免疫学会発表資料より・高知大学医学部ほか共同研究)
URL:http://www.sophy-inc.co.jp/topix/happyou/pdf/JSI20071120-1.pdf

上記の研究以外にも、学会では次々にグルカンに関わる研究成果が発表されています。

その一例を紹介します。

グルカンを含んだ食品成分の一覧表

食品・成分名 主な研究論文
メシマコブ 「メシマコブの腫瘍活性成分について」(別府大学短期大学部紀要)
http://repo.beppu-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/tk02802.pdf?file_id=3296
アガリクス 「アガリクス・ブラゼイ・ムリル製剤における複合的がん予防効能及び安全性研究の現状」(日本補完代替医療学会)
http://ci.nii.ac.jp/naid/130001923922/
AHCC 「食品AHCCの機能性について-基礎と臨床-」(南方資源利用技術研究会)
http://repo.beppu-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/tk02802.pdf?file_id=3296

先の実験において、グルカンには

  • マウスの免疫細胞(NK細胞)を活性化させる
  • マウスのがん進行を遅らせる
  • ヒトの免疫細胞(NK細胞)を活性化させる

という点が明らかになりました。現在もなお、引き続き研究が行われている最中です。

この先も明るいデータが公表されることが期待されています。食品由来の成分には、人のがんを治療する力が秘められているのかもしれません。

今、東西医学の垣根を超えて、世界中で健康食品によるがん治療の研究が進められています。その代表成分であるグルカンには、特に大きな期待が寄せられているのです。