
大腸がんの術後は不安なことや、気になることがたくさんでてくるもの。ここでは術後の過ごし方や気を付けることなどをまとめてみました。術後のQOL(クオリティ オブ ライフ)についても記載していますよ。
QOL(クオリティ オブ ライフ)は患者さんの身体的な痛みや苦痛のほか、精神的なストレスや生きがい、活力など、総合的な満足度という意味があります。「生活の質」とも言われており、ただ治れば良いのではなく、生活の質を維持して社会復帰することを目指していく方針のことを言います。
参照元:国立がん研究センター がん情報サービス QOL(きゅーおーえる)
大腸と直接関わりのある食事。術後は特に栄養面や消化のしやすさに気を付けて摂る必要があります。術後の食事法についてまとめているので見てみてくださいね。
退院してから仕事復帰するまでの準備期間や職場復帰までのプロセス、気を付けることなどをまとめているのでチェックしてみてください。
術後は体力が低下しているため、運動して回復させなければなりません。軽い運動から日常生活でできる運動を紹介しているので要チェックです。
大腸がんの術後に飲酒をしても良いのか気になる方もいるのではないでしょうか。その答えを記載しているので1度目を通してみてくださいね。
大腸がんの術後は必ずと言って良いほど変わる排便。起こりうる症状や対処法などを記載しているので参考にしてみてくださいね。
フランキンセンスとは、主にアロマテラピーの精油の原料となっている樹脂の一種。古代エジプト時代には、すでにアンチエイジング作用があるなどとされ、オイルを直接肌に塗るなどの使い方がされていました。ドテラ社のフランキンセンスが有名です。様々な作用・効果があると言われているフランキンセンスですが、近年、癌細胞を死滅させる働きがあるとの研究報告が複数あり、話題です。
術後に考えられる性機能障害などの後遺症について紹介しています。知っておくことで、事前に対策ができることもあります。今現在、思い当たる場合は医師に相談してみてください。
大腸がんの術後に合併症として腸閉塞などを起こすことがあります。改善法や予防法を記載しているので、読んで、術後に備えてください。
術後に行う抗がん剤治療は、副作用に苦しめられることがあります。人によっては、手術などよりも、この治療がいちばん辛かったという話もよく聞きます。副作用の種類や向き合い方について説明しています。
副作用に苦しめられることのある抗がん剤治療。患者さんの参考になればと、大腸がん術後の抗がん剤の副作用の経験談について紹介しています。
抗がん剤治療をNGと判断された方や抗がん剤治療を迷われている方がいるかと 思われますが、代替療法はおすすめできません。基本的に、食事や運動、排便習慣の 生活リズムを管理していくことが重要です。
白血球の数値が抗がん剤治療を受けられる基準に達しておらず、治療を断念した方は多いのではないのでしょうか?なぜ、白血球が少ないと抗がん剤治療を受けられないのか、白血球が減少するとどうなるのか、紹介しています。
なぜ大腸がんの抗がん剤治療は白血球数に影響されるのか詳しくみる
大腸がんと共生するための生活の仕方についてまとめています。利用可能なサービスや相談できるところも記載しているのでチェックしてみてくださいね。
以前のがん治療は治ることに重きを置いており、高いQOLを維持することにはあまり目を向けていませんでした。しかし、現代医学の考え方でQOLを維持しながら社会復帰する時代へと向かっています。特に大腸がんの術後は排便機能が変わり、便が漏れることがあり大きなストレスに。また、栄養を重視した食事制限も必要なため、それが更にストレスとなることもあるのです。ネイチャー・ジャパンの論文によると、ストレスによってがんが転移することがわかっています。そのため、QOLを高めて、ストレスのない生活を目指すことも治療のひとつになりつつあります。
また、術後は生活の質を維持していくのに抗がん剤治療を受けていくかどうか選択を迫られます。抗がん剤の副作用や実際に抗がん剤治療を受けている人の声を聞きたい方も多いのではないのでしょうか。副作用についてや治療を受けている人の声について簡単にまとめていますので、参考にしてみてください。
なお、抗がん剤治療中のQOL向上に役立つ、免疫細胞を活性化する成分についてはがんの免疫療法で取り入れたい成分(外部サイト)で詳しく紹介されているので、興味のある方はこちらもチェックしてみると良いでしょう。
国立がん研究センターが発表している情報によると、日本人のがんの罹患数や死亡数は増え続けていますが、死亡率は減少傾向にあるようです。その理由を突き止めるために、がんの罹患数と死亡数、生存率の推移を調査しました。また、抗がん剤治療と外科手術のうち、どちらを選ぶかによっても再発率や生存率は変わってきます。以前、大腸がん手術は生存率が低いといわれていましたが、最近は医療技術が進化して生存率が上がっているようです。抗がん剤治療のメリット・デメリットもくわしく解説しているので、がんの治療計画にお役立てください。
こちらのページでは大腸がんの再発率についてまとめています。再発が分かると、ショックが大きすぎてどうしていいか分からなくなる人がほとんど。しかし、どうしたら良いか迷っている間にもがんは進行してしまいます。大腸がんの再発は、治療後5年以内に発生しやすいため、低いステージの段階で早期に治療を行えば再発率を抑えることができます。そのため、再発が発覚したら早期に医療機関にて治療を受けましょう。
大腸がんが再発するときの兆候について調べてみました。どんな人が再発しやすく、どこに起こりやすいのか知っておき、適切な行動がとれるようにしておかなくてはなりません。症状があらわれる前に発見につながりやすい方法があるのでご紹介します。ここでは、がんが再発する人の割合や再発の多い部位についてまとめました。術後のフォローアップについても解説しています。大腸がんの再発を防ぎたい方はぜひご一読ください。
大腸がんに限らず、また進行度合いによって異なりますが、がんになると医師や周りの人から抗がん剤治療を受けるようにすすめらるケースがあります。ひと口に抗がん剤治療といっても、完治や再発防止、延命治療と、目的によって使用方法がも変わります。また、投与後に効果を発揮する抗がん剤とそうでない抗がん剤は、がんの種類によっても異なるのです。こちらのページでは、抗がん剤の治療目的別で変わる効果や特徴をお伝えします。
「口内炎」は抗がん剤治療の副作用のひとつです。口内炎を放置すると、口内炎の痛みによって食欲が減退し、免疫力が低下してしまいます。免疫力が低下した体はがん治療の負担に耐えられなくなる可能性があるため、注意が必要です。抗がん剤治療を受けている方は、口内炎を放置せずにきちんとしたケアしていきましょう。ここでは、抗がん剤治療で口内炎ができる原因や口内炎の予防法について解説しているので、ぜひご一読ください。
大腸がんの抗がん剤治療で発症率が高い口内炎について詳しく知る
がん治療によって抜けていく髪の毛。放射線治療が照射した部分の毛だけが抜けるのに対して、抗がん剤治療は全身の毛に影響を及ぼすことが特徴で、頭髪の抜け毛だけではなく眉など他の部位にまで及びます。外見全体の印象が変わり、これまでの自分の姿かたちとは全く異なるため、治療を受ける本人の精神的負担は計り知れません。ここでは、抗がん剤によって抜け毛が起こる原因やしくみについて紹介しています。
吐き気はがん治療における副作用のなかでも、非常に多い症状のひとつです。度重なる嘔吐は食道に炎症を起こしたり、栄養分の摂取を妨げたりします。身体から多くの水分が排出されるため、脱水症状を招くことも。一度嘔吐してしまうと、その経験から嘔吐を再度引き起こす症状の原因にもなります。ここでは抗がん剤治療が吐き気を起こす原因や対処法について解説。がんとたたかう方やご家族のいる方へ、知っておいてほしい情報をまとめました。
抗がん剤治療における副作用のひとつに下痢が挙げられます。下痢になるとトイレから出られなくなるばかりか、痔や感染症の原因になることもあるのです。大腸がんを治療中の場合は、腫瘍の影響で排せつに痛みを伴ったり、腫瘍が傷ついて便に血が混ざることもあります。下痢が長期化すると治療にも影響を与えるので、決して甘く見ることはできません。抗がん剤が下痢を引き起こす原因や詳しい対処法を知りたい方は、ご一読ください。
大腸がんの抗がん剤治療によって起こる副作用の一つとして挙げられるのが、「便秘」。一般的には運動や食事、こまめな水分補給など便秘を解消するための対策が難しく、重症化してしまうことも。便秘を放っておくと、不快感で生活の質が低下する原因となるだけでなく食欲の低下や吐き気などの症状が現れると体力低下にもつながります。ここでは、大腸がんの抗がん剤治療によっておこる便秘について詳しく解説し、その対処法についてまとめています。
大腸がん患者において、特に直腸がんの手術をした後で、正しくおしっこを出せなくなるというような排尿障害に悩む人がいます。排尿障害は症状の程度にもよりますが、重症者になると、その後もずっと自然におしっこをすることができなくなることもあり、自己導尿などによって尿を排泄していくといった工夫が必要になります。
大腸がん(直腸がん・結腸がん)の手術後に生じる排尿障害について詳しく知る
大腸がんなどの治療で開腹手術を行った場合、ドレーンやフィジカルアセスメントによって、術後の合併症を適切に管理・予防していくことが欠かせません。開腹手術の合併症リスクや、それを防ぐ方法について、患者や家族の立場からも正しい知識を持っておくことが大切です。
開腹手術後のドレーンによる合併症の管理と予防について詳しく知る
参照元:Nature 「Chronic stress in mice remodels lymph vasculature to promote tumour cell dissemination」
日本語記事『【がん】ストレスがあるとリンパ系を介したがんの転移が増える』http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/10540