
治療中のがん患者が抱えている悩みや不安に寄り添いながら、解消をサポートする緩和ケア。ここでは緩和ケアとは実際何を行なっているのかを紹介しています。
参照元:厚生労働省 緩和ケア
参照元:国立がん研究センター がん情報サービス がんの療養と緩和ケア
がん治療中の患者が抱えている痛みや不安を和らげて、QOL(生活の質・生命の質)を高めるための治療を指す緩和ケア。がん患者とその家族が治療・療養生活を行ないながら、活き活きとした毎日を送れるように、治療中の痛みだけでなく精神的な問題についてサポートもしてくれます。
WHO(世界保健機関)では「緩和ケアは、生命を脅かす疾病に関連して、肉体的であれ、社会心理的であれ、またスピリチュアルであれ、諸問題に直面している患者やその家族のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を向上させる」と定義。また、厚生労働省でも緩和ケアの推進を宣言しています。
このようにさまざまな機関が支援・推奨している緩和ケア。ホスピスとは違って終末期のがん患者だけではなく、がんで苦しむ患者全員が緩和ケアを受けることができます。
がん患者の多くが療法中の痛みに悩んでいます。緩和ケアでは痛み止めとして通常の鎮痛剤や医療用麻薬のモルヒネで痛みを軽減。副作用として眠気や吐き気、便秘などがありますが、治療で症状を和らげることができますよ。
がんと診断される多くの方が動揺したり、落ち込んだりと不安な気持ちに押しつぶされそうになります。緩和ケアでは、そういった患者に寄り添って心の負担を軽減するのです。心療内科の医師や臨床心理士のカウンセリングが受けられる機会を用意し、がん患者が抱える悩みを親身になって聞いてくれるので、気軽に相談可能。がん治療中の不安や心配などのストレスを軽減し、強い気持ちでがんと向き合うことを目指します。
がんは本人だけではなく、家族にも精神的に大きな影響を与えます。大切な人ががんであると知らされた時や、転移・再発が見つかった時に受けるショックははかり知れません。緩和ケアでは、家族のメンタル面もサポート。
大腸がんの患者を診察している医療施設では、精神腫瘍科・心療内科の医師や臨床心理士のカウンセリングを家族が受けられます。がんの宣告が家族にとって強いストレスになるケースがあるので、緩和ケアは家族のうつや自殺を防ぐことにもつながるでしょう。
緩和ケアは、決して末期の患者さんだけが受けるものではありません。がんであることは分かってから、必要に応じ、いつでも受けることができるものです。
しかし、患者さんの中には、腫瘍の痛みや抗がん剤の副作用を経験しつつも、いつ緩和ケアを受けるべきか分からない方もいるようです。基本的に「普段の自分らしい生活ができない時には緩和ケアを検討する」と考えておいてください。
国立がん研究センターの公式HPでは、具体的に緩和ケアを検討するべき症状、および、それぞれの症状に対して医療機関が行う緩和ケアの内容について、以下のようにまとめています。
がんの療養の経過における緩和ケア 診断直後の不安や落ち込み 緩和ケアチームの心のケアの専門家が担当医や看護師と協力してサポートします。 治療前からの痛み 担当医や看護師と緩和ケアチームが協力して治療やアドバイスを行います。がんの治療の前後にかかわらず十分な鎮痛のために必要な治療を行います。 放射線や抗がん剤の副作用(吐き気・嘔吐(おうと))、食欲不振、しびれ、口の渇き、口内炎、下痢など) 担当医や看護師、放射線科医と緩和ケアチーム、歯科医などが協力して治療やアドバイスを行います。栄養士が食事の内容や調理方法などについてアドバイスします。 手術後の痛み 担当医や看護師と麻酔担当医、緩和ケアチームが協力して治療やアドバイスを行います。 再発や転移による痛み 入院中、通院中とも担当医や看護師と緩和ケアチームや緩和ケア病棟の担当医、栄養士などが協力して治療やアドバイスを行います。在宅療養では訪問診療の担当医が訪問看護師とともに治療やケアを行います。緩和ケアチームにおける心のケアの専門家の視点から治療やアドバイスを行うこともあります。 息苦しさ だるさ(倦怠(けんたい)感) 食欲不振、吐き気・嘔吐 リンパ浮腫 医療費の問題 入院中、通院中とも担当医や看護師とソーシャルワーカーや緩和ケアチームのメンバーが協力してサポートします。在宅療養では訪問診療の担当医や訪問看護師、ケアマネジャー、市区町村の担当者がサポートします。 転院や自宅での療養についての不安 自分の存在や生きる意味についての悩み 入院中、通院中とも担当医や看護師と心のケアの専門家が協力してサポートします。在宅療養では訪問診療の担当医が訪問看護師などとともにサポートします。 不安や気分の落ち込み 家族の心や気持ちの問題
がんの緩和ケアとホスピスにおける療養を混同している方もいらっしゃるようです。
緩和ケアは、ホスピスとは異なり、がんに関わるどのような症状においても受けられるものです。病巣の痛みや副作用に対するケアだけではなく、金銭的な問題に対するケア、患者さん自身の精神的な問題に対するケア、家族の気持ちに対するケアなど、がんに関わるあらゆる問題の軽減を図るのが緩和ケアなのです。
緩和ケアは、医師や薬剤師のみで行われるものではありません。上でご紹介した緩和ケアの種類・内容を見れば分かるとおり、医師や薬剤師だけでは対応不能な緩和ケアもあります。
緩和ケアには、さまざまな専門家が連携して臨み、ひとつのチームとして患者の苦痛に対処していくことになります。緩和ケアチームに加わる専門家の種類、および役割について詳しく確認しましょう。
身体的な痛みに対応する医師と、精神症状に対応する医師の二元体制で緩和ケアを行うのが一般的。緩和ケアを専門に行っている医師の中には、医師一人で患者の身体・精神症状に対応する場合もあります。
患者、および患者の家族の日常生活全般についてアドバイスを行います。入院中だけではなく、退院後に向けたアドバイスも行います。
患者、および患者の家族に対し、薬物療法に関する専門的なアドバイスを行います。また、各医療担当者に対する指導も行います。
治療に関する経済的な問題や各種の助成制度、患者や家族における社会生活全般、療養する場所などについての相談に対応します。
病気に絡む心理的な問題について、総合的なカウンセリングや心理検査などを行います。患者に対するケアだけではなく、患者の家族に対するケアも担当します。
患者の飲食に関する問題について、患者や患者の家族に専門的なアドバイスを行います。調理法の指導などについても栄養士が担当します。
患者の生活が少しでも自立に向かえるよう、理学療法士、作業療法士といったリハビリの専門家が様々なアドバイスや施術等を行います。
実際の治療現場では、どのような考えのもと、どのような緩和ケアを行っているのでしょうか?以下、2つの病院における緩和ケアの体制やスタンスをチェックしてみましょう。
「がん」という病気にかかると、状況によっていろいろな症状に悩まされることがあります。
また、「抗がん剤」など「がん」の治療も何らかの症状を引き起こすことがあります。
「緩和ケア」は、これらの症状を緩和して、よりよい生活が送れるように援助することを目標にする医療です。
引用元:広島市立広島市民病院「がん治療」
- 緩和ケアは癌の治療時期より切れ目なく行ないます。
- 癌の患者さんと家族の身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛、スピリッチュアルペインを緩和します。
- 急性期病院の主治医と看護師を支援して、入院と外来と自宅で、より良い緩和ケアが受けられるようにします。
緩和ケアチームは何をしているか
- 急性期病棟での紹介患者の診療
- 緩和ケア外来での診療
- 在宅緩和ケアの実施
- 緩和ケアカンファレンスと緩和ケアチーム回診を毎週開催
緩和ケアチームの構成
医師2人、看護師3人、薬剤師2人、管理栄養士1人、社会福祉士1人、医療クラーク1人,リハビリ技師は欠員
名嘉村クリニックから医師1人、看護師が1人参加。
- 専任医師、専従看護師、臨床心理士が一般病棟で緩和ケアの必要な患者を往診診療する
- 精神科介入が必要だと判断される場合は、精神科医師と協働する
- 疼痛緩和の方法について提言し、主治医と協議しながら診療方針を決めていく
- 退院後は原則として主治医のみのフォローとし、問題が発生した場合には緩和ケア内科外来で診療する
引用元:札幌厚生病院「緩和ケア内科」
緩和ケア外来では以下の事にとりくんでいます。
- 外来で癌の治療を行なっている患者さんと家族に緩和ケアの立場から対処します。
- 外来診察室や化学療法室でお話を聴いています。
- 患者さんと家族の話を、ゆっくりお伺いしています。
- 症状の軽減方法を相談することが主ですが、様々な不安な気持ち(他の治療法はないのか・自分はどうして癌になったのか・癌が進行してどうしようもなくなるのでは)もお伺いしています。
緩和ケア内科外来は、外来通院中のがん患者さまで、苦痛症状のコントロールを希望される方が対象で、主治医の紹介に応じて外来対応致します。また、地域医療機関からの緩和ケア病棟入院希望の方にも対応します。
引用元:札幌厚生病院「緩和ケア内科」
院長 | 福本 泰三 |
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所在地 | 沖縄県浦添市伊祖4丁目16−1 |
TEL | 098-878-0231 |
診療時間 | 9:00-12:30 / 14:00-17:00 |
休診日 | 土曜午後、日曜、祝日、年末年始(12/31-1/3) |
1978年に医学部を卒業。もともとの専門は消化器外科、一般外科でしたが、現在は緩和ケア外来を中心に診療にあたっているドクターです。
緩和ケアは医師が一人で行うものではなく、各種の専門医療スタッフや家族とのチームによる連携が必要という信念。真の緩和ケアの普及を目指し、県内を中心に広く啓蒙活動を行っています。
日本消化器外科学会認定医・指導医、および日本緩和医療学会暫定指導医の資格も保有。
院長 | 荒木 康之 |
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所在地 | 広島県広島市中区基町7-33 |
TEL | 082-221-2291 |
受付時間 | 8:30~11:00 |
休診日 | 土曜、日曜、祝日、8/6、12/29~1/3 |
1982年、岡山大学医学部を卒業。同大学第一外科を経て、岡山大学大学院にて医学博士号を取得。のち広島市立市民病院外科主任部長、岡山大学臨床教授などを歴任し、2015年より広島市立広島市民病院に復職。現在、副院長兼緩和ケア科部長を務めています。
専門領域は消化器外科、および肝胆膵領域がん。日本外科学会指導医・専門医、日本消化器学会指導医・専門医などの専門資格を多く保有するとともに、日本外科学会代議員や日本臨床外科学会評議員も務めるなど、外科分野においては国内屈指の名医と言えます。
院長 | 狩野 吉康 |
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所在地 | 北海道札幌市中央区北3条東8-5 |
TEL | 011-261-5331 |
受付時間 | 8:30-12:00 / 13:00-17:00 |
休診日 | 土曜、日曜、祝日、年末年始(12/30-1/3)、創立記念日(8/15) |
同院の緩和ケア病棟には、主に終末期や進行がんなどの苦痛を抱える患者が多く入院していますが、各患者さんに最良のQOLを提供すべく、飯田医師は、患者さんに24時間面会が可能な体制を構築。また、主治医の許可があれば「少量ならば」という条件付きで、面会中に患者さんとアルコールを交わすことも可能にしました。患者さんのQOLを高めるために何をすべきか、を常に模索するドクターです。日本緩和医療学会PEACE指導者。
院長 | 村上 城子 |
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所在地 | 大阪府和泉市和気町4-5-1 |
TEL | 0725-41-1331 |
診療受付時間 | 8:00-11:30 |
休診日 | 日曜、祝日、年末年始(12/31-1/3) |
「かならず誰かがそばにいる」と患者に思ってもらえるような緩和ケアをモットーに、終末期の患者さんに対して自宅のような癒しの空間を提供。一人ひとりの患者が、その人らしい毎日を送ることができるよう全力でサポートしています。日本の文化を改めて体で感じて欲しいと、季節を体感できるイベントを毎月開催。日本内科学会認定内科医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医。
風のフェリシアさん(女性)
いつどこでどうなるかわからないので、関係者みなさんに「延命治療はしないでください。
緩和ケアはよろしくお願いします」というリビングウィルを一応手渡している。
地域包括支援センターの担当介護支援相談員のNさん、訪問看護師のNさん、大腸がんの主治医I先生、肝臓の執刀医Y先生、在宅医のM先生、そして今日は2週間ぶりに元の病院の診察日だったので、いつも力になっていただいているがん相談支援センターのMさんにもカード型のリビングウィルを渡してきた。
引用元:心強い味方☆ - S字結腸癌
風のフェリシアさん(女性)
前回と今回の入院で重い認知症の患者さんに接して、私の気持ちは固まりました。
大腸がんで死ぬのは決して悪くはないと。
抗がん剤治療はしません。
全身麻酔の手術ももうしません。
身体を痛めつけるのは今回で終わりにします。
これからは私は緩和ケアだけでいきます。
「いまは」、そう決めました。
「いまは」ね。
風のフェリシアさん(女性)
がんで死ぬということは、最期の1カ月か、2カ月か、あるいは3カ月かを痛みに苦しみ抜いて死ぬということです。
もちろん、最大限痛みを取り除く緩和ケアは望みますが、私のような貧乏人には素晴らしく優秀な医師に出会えるという約束はなく、運に委ねるしかない場合も想定しておかねばなりません。
この終末期の苦しみがあるからこそ、私は元気でいられる、美味しく食べられる、楽しく過ごせる時間を抗がん剤の副作用で苦しい時間にしてしまいたくないのです。
終末期の痛み、苦しみは逃れられるものではありませんが、抗がん剤は「する」「しない」を選べるのですから。
そして、楽しめるときに思う存分楽しんでおけば、その後の苦しみは良き思い出を杖に、なんとか耐えられる気がするのです。
風のフェリシアさん(女性)
無料の部屋がいつ空くかは予測できないので、部屋代がかなりの出費になる覚悟がいるようだ。
というかビンボーババにはホスピスは無理なのかも?大きな壁にぶち当たる。
部屋代だけでなく、医療費や死後に私の借りていた部屋の遺品整理等にかかる費用も計算に入れて置かねばならないし、頭が痛くなる。
引用元:ホスピス見学 - S字結腸癌
usapianoさん(女性)
マーカーも画像も悪化だったので、緩和ケアー病棟の準備を進めておいた方が良いと、はっきり言われました。
また、万が一、痛みが出た時のために医療用麻薬を頓服として持っていてくださいとのことでした。
(なんだか、ドキッとしましたが、おかげさまで、今のところ、痛みは出ていなくて、医療用麻薬は、1度も使っていません)
みい4400さん(女性)
先生によると、癌は進行しているらしく、また緩和ケア病棟のことを言われました。
1軒だけ見学に行ったことを伝えましたが、元々地元には2軒しかなく、他に
療養病床っていうのは選択肢に入らないのか?
認知症もあるので、どうしたらいいものか?
結局よくわからないままなので、この病院のソーシャルワーカーさんに今度相談することにしました。
(12月に予約取れた)
おかんには痛みなどが全く無いので、まだまだゆっくりでいいやとワタシは思っていますが、たくさんの症例を見てきた先生が言うんだから、やっぱりそろそろなのかなぁ?
引用元:居眠りおかん 腫瘍マーカー上昇
はるもちさん(男性)
その協議会の中で、東大の中川恵一先生が、がんの疼痛治療に放射線が有効であること、残念ながらその有効性の認識が低いことを話されていました。
特に、緩和ケア病棟もなく、手術後も外科医がずっと患者の診察を続けるような病院だと、疼痛の緩和には麻薬系の鎮痛剤ばかりが使われ、放射線が使われるケースが少ないそうです。
中川先生も強調されていましたが、特に骨転移の疼痛緩和などには、放射線の有効性が高いようです。
しかも、照射方法にもよりますが、治療効果も望めるわけで一石二鳥ですよね。
はるもちさん(男性)
いずれにせよ、緩和ケアの先生にいろいろと教えてもらって処方された薬には、とても満足。
緩和ケアの受診を勧めていただいたSho先生にも改めて感謝です。
痛みや悪心に悩む皆さんには、緩和ケアの受診をオススメします。
はるもちさん(男性)
フェントステープを継続してもらいました。
元気が出ないけど、ステロイドを飲み続けたくない旨を言ったら、補中益気湯を試してみることに。
先生から漢方を勧められるなんてちょっと意外でした。
はるもちさん(男性)
フェントステープの副作用と思われる症状をどうにかしたかったので、その後、急遽、緩和ケアの先生に受診。
先生曰く、フェントステープの作用・副作用は48時間後にMAXとなるので、副作用の出かたは合っているのではないかとのこと。
フェントステープの代わりとしてドラマドールを勧められましたが、結局、MSコンチン(レスキューとしてオプソ)、さらに、リリカを処方してもらいました。
ただし、明日、治験前の診察があるので、服用はそこで確認してからにします。
はるもちさん(男性)
さて、今日から緩和ケア病棟に移りました。
痛みをコントロールし、PSを上げていくために細やかな対応をしていただけそうなことが理由です。
明日からは病院の外来もお休みで、1月3日まではお休みモード。
しばらくはゆっくり過ごす感じです。
さっさん(男性)
予定が空いた事で思いついたのは、家の近くにある緩和ケア病棟がある病院の見学。
家からは車で5分ほど。
いざとなれば歩いていける距離にあるその病院は。
とても綺麗で、
立派な売店もある。
ここはいいかも。
さやかも満足そうにしていました。
相談員の方は不在で直接は話が出来なかったのですが、後から折り返しの電話がかかってきました。
今は満床ですぐには入れない。
奥様の状態から優先度は高い。
順番待ちとなるが、1か月以内程度が目安。
相談員の方の雰囲気も良く。
期待できました。
さっさん(男性)
ある病院の緩和ケア外来を受診しました。
昨日の要町病院の診察は午後から。
午前中に少し時間があった私は、自宅近くの緩和ケア病棟がある病院を片っ端から問い合わせしました。
片っ端といっても緩和ケア病棟がある病院は少なく、4箇所ほどでしたが。
どこも満床。
そして入院するためには診察を受けた上で、入院する条件を満たしているかの判定がある。
その判定を乗り越えた上でやっと待機状態になる。
緩和ケア病棟への入院は道のりが長い。
だからこそ早めの受診が不可欠。
やまだいさん(男性)
実は今の病院に肝臓カテーテル治療の為に
転院してから入院病室は緩和ケア病棟です
高台にある新しく大きな病院の最上階が
全て緩和ケア病棟
今回で3回目の入院ですが全て同じ部屋…
そうです!
ずーっと特別室です
相変わらず持て余してますが
広くて快適ですし、シャワー完備は
助かってます
やまだいさん(男性)
新たな処方も過度な期待はせずに
受けるようにしますが…
これで更に憎悪となると残念ですが
治療は中止となるようです…
いよいよ緩和ケア…
とにかく時間が無いっすね…
でも!
昨日とは違い気持ちは切り替えてます
とにかく目の前の治療をしっかりと
受けて、心も身体も元気になって
自宅に帰る事!
先ずはコレっ
大丈夫っ
『笑って生きる‼️』っすよー
pooh071818さん(女性)
とにかく、緩和ケアの先生に電話して
緊急で診察していただけることになりました
レントゲンや、採血をしましたが、骨転移は、確認出来ません
採血の結果もH, Lの印はありますが、取り立てて大きな動きはありませんでした
ひとまず安心ですが、この痛みはどこからでしょうか?
オキシコンチンを増量してもそれほど効いている感じでもなく、どうしたら良いのやら、しまいには、薬が効きずらい体質なんだろうかと迄、 言い出したりして…
困ったなぁ~と、思っていましたが、緩和ドクターが、ステロイドなどの薬を処方して下さったので、それで
様子をみます
効いてくれたらいいんですが…
pooh071818さん(女性)
今日は緩和ケア受診しました
普通の外来と違って、緩和病棟に診察室があります
病棟にあがってナースステーションに診察券を出すと、談話室で少しお待ち下さい
予定時間に診察室に呼ばれました
大学病院から、もう抗がん剤は止めて緩和の先生と在宅の先生にシフトして貰って下さいと言われましたと伝えました
定期的なCT検査、泌尿器科のステント交換、心臓手術のフォローアップなどもこちらの病院で診て頂く手筈もしていただきました
私のお休みは日、水、祝日です
殆んどが水曜日に予定を入れてもらえました
お仕事お休みしなくてすみますので助かります
まおさん(女性)
先生の説明によると、
私の場合はあまりのんびり抗がん剤治療をやっていられない。
間が開くと、また腸閉塞になるかも。
腹膜播種があるからね
「良くなってないのですか?」
と聞いてみた。
「良くなっているよ。
最初はもうご飯は食べられないかも
と思っていた。」
…だから家族の説明の時
緩和ケアの選択も言われたんだ。
あの時、
かなり落ち込んで…
もう手の施しようが無いと言われているように思えた。
抗がん剤治療やって良かった!
下の娘 進めてくれて有難う\(^o^)/
やっと明日退院できるよ~\(^o^)/
まおさん(女性)
たまたま今日ケモ室に
緩和ケア担当の看護師さんが見えたので
相談にのって頂きました。
お腹の痛みは一日4回カロナールを常用することで痛みレベルの底上げをしてくれました。
主治医よりも看護師さんの方が細かい所まで見ていてくれている気がします。
ロキソプロフェンは頓服として出してくれました。
引用元:RAM+FOLFIRI 2クール目 | 直腸癌Ⅳ、腹膜播種、巨大卵巣癌、リンパ節転移になる。最後まで自力で頑張ります
まおさん(女性)
ケモ室に緩和ケアの看護師さんに来てもらった。
結果
安心して自分が決めたことは、
ギリギリまで自宅生活する
◆下記状態になったら今の病院に入院する
それから治療出来なくなったら緩和ケアのある病院に転移する
雲の上に行くまでの段取りついた。
少し安心した。
後は、体調の良い時見計らって緩和ケア病院 見学に行くかな。
引用元:腫瘍マーカー下がった!/2ndライン4クール目ケモ2日目 | 直腸癌Ⅳ、腹膜播種、巨大卵巣癌、リンパ節転移になる。最後まで自力で頑張ります
Rikoさん(女性)
いろいろ考えたけど、今ちょっと芳しくない状態だし、
もしだめだったら延命の抗がん剤はしない方向で考えているので、
緩和ケア科があって終末のケアをしてもらえるところにしよーってことで選んだのが大病院。
大病院は逆に医療連携を頼む側なので、難しいかも……と言われたけど、
直接本人が病院にきて先生と交渉するようにと先方から言われました!とのことで
戦々恐々!連携をお願いしに行ってきました!
彩さん(女性)
ここがホスピスでなければ、きっと原因究明してくれるんだろうけど、ここではもう、緩和ケアのみと決まってしまっているから、対症療法しかしないんだよね。
私自身はそれで構わないと納得して入所したんだけど、実際なってみると、自分の好奇心がおさまらないです^^; なんでもかんでも、原因を知りたいというか、因果関係を解明したいんですよね(笑) 自分て、文系人間だと思ってきたけど、病気になって以来、「私って、理系?!」と思うことがしばしばあります。
さて。
もうすぐ朝食です。
ご飯を食べたら、リハビリまで塗り絵をしよう。
ミントさん(女性)
月曜日に、大学病院の緩和科を受診した。
先生から、抗がん剤についての確認の質問があった。
夫は、改めてもうしたくないと伝えた。
続いて、これからのことについて、どうしたいのかという話になった。
① 訪問診療をうけて家で生活
② 訪問診療から緩和ケア病棟
③ 療養型病院での入院
のどれが希望かという。
これについては、出来るだけ家で過ごし、大変になったら緩和病院に入院させてもらいたいと話し合っていた。
これは、②になり、訪問診療をしてくれるクリニックとホスピスを紹介、手続きへの話になった。
ホスピスは、普通2~3ヶ月待ちなので、今から面談して、仮予約しておいたほうがいいという。
それも複数考えておいたほうがよいという。
あれれ、今日ってこうことを話すことになっていたの?
私は、ここに通院で緩和治療を続けるとばかり思っていた。
そう考えて、外科医から紹介してもらっていたのだけれど。
ここの大学病院の緩和科は、在宅療養かホスピスへの橋渡しの役割を担っていたと理解した。
だから、専任先生ひとりだけだったんだ。
治療は、投薬中心の必要最小限で、病棟もなく予約外対応しないところだった。
急な体調不良とかは、従来の担当科で対応するという。
ミントさん(女性)
昨日、訪問診療をしてくれるクリニックに、ひとりで行き訪問看護師の説明を受け、契約してきた。
早速明日の午後、医師と看護師が自宅に来てくれることになった。
このクリニックは、基本は医師による訪問診療が週1回、看護師による訪問が週3回で、薬も薬剤師が自宅まで届けてくれるという。
家族が必ずしも自宅にいなくても、大丈夫だという。
状況等により、24時間体制で、何度でも訪問してくれるという。
医療部分は自己負担3割で、料金は高額になるけど、実質的負担額は、限度額認定証が使えるので、今までと変わらないのではないかと言われた。
「自宅にいながら、病院にいるのと変わらない治療が受けれる」というフレーズが心に残っている。
あまいかなぁm(__)m
ミントさん(女性)
とても悲しいし、淋しいけれど、夫によい最期を迎えさせることができたのでなないかと考え、慰めになっています。
結局、訪問による緩和ケアを3日間受けた後、一般病院(療養病床)に入院し、2日目の未明に息を引き取りました。
たまたま個室があいていて、そこに家族で寝泊まりができ、夫の最期の時を一緒に過ごすことができました。
入院した時は、意識が朦朧としていて、起き上がることもできない状態でしたが、入院してからは、必要最低限の栄養、利尿剤が点滴でされ、意識がはっきりとし、話ができるようになり、上半身を起こして水が飲めるまでになりました。
病院は、私たちにとっては、家より安心して過ごせる場所でした。
ルイルイさん(女性)
二週間後に、予約を取りましたが先生は多分もたないだろうみたいな感じでした。
やだやだ
診察室をでたら緩和ケアーの看護師さんが大丈夫❓とか聞いてきました。
看護師さんに車イス押してもらい廊下にでると大丈夫とか、辛い事とかあったらいってねって 大丈夫だよ。
私達、お葬式やお墓の話とかしてるしって言ったら とまどってました。
なんか、今ってこうなの❓普通ならもうきっとなきじゃくるよこんなのって思いました。
旦那と車にのり、きっと次の診察私はいないって思われてるね。
なんかむかつく 頑張って二週間後数値よくなるといいね 先生今年いっぱいもたないだろうって思ってるからびっくりさせてやりたいねって帰ってきました。
負けてたまるか 癌の進行をゆっくりさせてやる〜
熱で体力弱ってしまうので、しっかり薬を飲み早く元気にならないとです。
絶対にまけるものか。
匿名(男性)
私自身も、十分転移も考えられるので近くの病院でよいと思っていたが、どうもすぐに死に そうでもない。
人工肛門も術例の多い慣れた病院のほうがスムースにいくかもしれないし、また病後のケア の指導なんかもあるのでと思い、小倉の医療センターのホームページで確認すると、なんと 末期ガンの緩和ケア病棟も設備の充実したものがある事がわかった。
従兄弟の末期を知っているだけに痛みを和らげてくれる設備がある病院ということが大きな 魅力になった。
引用元:直腸癌の闘病記
彩さん(女性)
片方は、大きな病院の中にある緩和ケア病棟。
もう片方は、その隣の敷地にある、クリスチャン系のホスピス。
いずれも先月、見学にいって、いろいろ説明頂いて、設備面を重視し、前者の緩和ケア病棟にほぼ決定しました。
幸い、と言っていいのかわからないけれど、友達のお母様がその緩和ケア病棟でお世話になったそうで、
「スタッフさんは皆さん暖かくて、とてもよい施設だよ」と教えてくれたし、設備も比較的新しいし、というわけで、ほぼそっちの緩和ケア病棟でお世話になる気でいました。
彩さん(女性)
生まれて初めての、ホスピス入院。
(当たり前か?)
昨夜まで、入院するのが嫌で嫌でたまらなくて、キャンセルしたくなっていました。
一人になるのが寂しくて、不安でね。
でも、そんな訳にもいかず、深いこと考えずに今朝、予定通りホスピスに来て、いま、個室で一人です。
建物は古いけれど、なかなか快適なお部屋です。
幸い無料の個室に入れましたし。
無料と有料の部屋の違いは、椅子が安っぽいかどうかの違い。
なら無料のがいいよね。
今日は久しぶりにCTや血液検査をしました。
彩さん(女性)
ホスピスに入って、10日間が過ぎました。
一度だけ近所に外出した以外は、特に外出していません。
体調としてはいくらでも外泊や一時帰宅等、許可が出ているのですが、なんとなく、日々をここで過ごしています。
今までは、入院時にはできるだけ荷物を増やさないように心掛けていたけど、ここでは、すぐに退院する心配がない、というよりか、自分で大荷物を持って退院する可能性が低い、ってことで、ちゃっかりいろんなものを持ち込んでいます。
このPCとか、Blu-rayのソフトとか。
ホスピスだから、診察とか検査も特になくて・・・。
毎朝のバイタルチェックと、あとは朝夕に主治医の先生が部屋に顔を出してくださいます。