
ここでは大腸がんの術後の運動についてまとめています。指の曲げ伸ばしや軽いウォーキングなど適度な運動を紹介しているのでご参考ください。
参照元:高橋慶一(2010)『大腸がん 手術後の生活読本』主婦と生活社.
手術後は、無理な運動ができないため「病院内を歩く練習をしただけ」という人が少なくありません。手術直後は安静にしている状態が続くため、まだ筋肉が弱い状態で、完全に元の筋肉量に戻っていないのが通常です。退院後はあまり体を動かす気になれない方もいると思いますが、気持ちを切り替えて少しずつ運動することが大切。ハードな運動ではなく、軽い運動を続けるだけでも、全身の血行が良くなり、腸の働きも回復していきます。徐々に体力も付いてくるでしょう。
注意点は多少痛みのある術後3ヶ月間は無理な運動はしないようにすること。特に腹筋運動や長時間座る自転車に乗ることなどは、傷口周辺の筋肉に負担がかかってしまうので控えましょう。
ベットに横になったままでもできる軽い運動を紹介します。体力が低下している場合でもできるので、無理のない程度にためしてみてくださいね。
手の運動
足の運動
ベット周辺でできる運動を紹介します。特に道具を必要としないため、すぐに取り組めますよ。
立位運動
ベットやその周辺にある手すりに捕まり、つま先立ちして元の状態に戻す動作を繰り返します。
歩行運動
ベッドの周辺を歩きます。ベッド以外でも室内を往復してみましょう。
肩の上げ下げ
右の肩と左の肩を交互に上げたり下げたりします。
首まわし・首筋の伸ばし
首をゆっくり左右にまわします。そのとき首筋をしっかり伸ばしましょう。
退院後は日常生活の動作を徐々に広げながら身体を動かしましょう。例えば、できるときだけゴミ出しを行うようにしたり、近くのスーパーに買い物に行ったりしてみるのもいいでしょう。無理なく行える運動ではウォーキングがおすすめです。短時間から始めて、毎日少しずつ歩く時間を増やしたり、ちょっとスピードをあげてみたりするといいでしょう。慣れてきたら「ちょっときついかな?」と感じるところまでやってみることが大切です。ただ、無理は禁物。ほんの少しだけ目標を高くする気持ちで行うといいですよ。
運動のあとは、しっかり水分補給をする。汗をかくと身体からミネラルや塩分が失われます。脱水症状にならないように気を付けましょう。自宅周辺のウォーキングが慣れてきたら、少し行動範囲を広げて新しい道を歩くといいですよ。新しい道を歩くのは、健康に良いだけでなく気分もスッキリするのでおすすめです。
散歩するにあたって排便を心配し過ぎてしまうと、余計に体によくありません。もし「下痢ぎみでどうしても心配」という方はトイレのあるコースを散歩したり、失禁パッドをしておくといいですよ。
いきてるさん(男性)
今日、通販で注文しておいた
手足用のウェイトが届きました。
統合医療の先生の口癖。
「体温の低下が免疫力を弱める」
これは
東洋医学の根幹とも言える考え方で
漢方などは体温を上げるための
体系医療とも言えるほどです。
体温を上げる食べ物、
飲み物など厳密に区分けされています。
お酒も、
ビールは冷やすからダメ、
アルコールが欲しければ
焼酎か日本酒にしなさい。
これも先生の助言ですが
体温を上げるか下げるかが根拠になっています。
さて、話はウェイトに戻ります。
筋肉は熱を作り出します。
だから体温を上げたければ筋肉を太くする。
う〜ん、そうなのか。
術後、体力・筋力ともに
落ちている私にとっては
重要なことだと捉えました。
かといって、
ジムに通うほどのお金も時間も根性もありません。
そこでとった行動がウエイトの通販購入、
だったというわけです。
重さは迷いましたが2キロを購入しました。
この状態では仕事はできませんが、ご飯を食べるときなどは
頻繁に曲げ伸ばしをするのでいい運動になります。
両手両足、それぞれ2キロで計8キロ分。
会社の昼休みを利用して散歩に行ってきました。
重すぎず、軽すぎず、重量の選択は正解だったかなと思います。
これから、こんな生活が続きます。
体温を上げて免疫力アップ!
lemonlemonlemonさん
昨日、お天気が良かったので、久しぶりにウォーキングしました!
昨年3月、手術を終えて退院。
仕事復帰まで一週間自宅で療養していたのですが、家でじっとしていられなくて、軽い運動は術後の回復を促進すると退院指導で言われていたので、散歩がてらブラブラ歩きを始めたのです。
退院時、まだお臍の傷が完全に治ってなくて(とりわけ私は傷の治りが悪かった)、一部ジクジクしていて痛みもあったのですが、もともと毎日ヨガやエクササイズをやっていたので、動きたくてウズウズしていたのです。
(傷に関してはいつかブログに書こうと思います。
)
術後、公園を散歩して感じたことは、空気や木々の緑、川の流れや名も知らぬ花、川を泳いでいる鯉や鴨、目に入ってくるもの耳や肌で感じるものの何もかもが新鮮で色鮮やかに美しく感じられて、生きていることの有り難さをあらためて実感しました。
こんな風に感じるとは予想もしていませんでしたが、がんという病気になって手術をしたこと、やはりこれが影響していることは間違いなく、とても貴重な経験だったと思います。
現在、抗がん剤治療が終わって3ヶ月が経ちました。
手足症候群(抗がん剤の副作用)の痛みがほぼ無くなったので、今日から徐々に運動を始めようと思います。
今日は、川沿いの数キロに渡る公園を、ブラブラ歩きよりちょっと早足で呼吸を意識しながら歩きました。
歩いたのは2キロぐらいです。
空気は冷たかったのですが、軽く汗をかき、気持ちが良かったです。
そして、何よりも足の裏が痛くなく歩けたことが嬉しかったです。
にこちゃんさん(女性)
1ヶ月の入院で体重も3~4キロ減ってしまって、体力も落ちたかなあ??と心配してたけど、意外や思ったより落ちてないな、という実感ですよ
とは言ってもまだまだ体力はないので、体力づくり+経費節減のためなるべく車を使わないようにと、自転車を買い換えました 前のは全然乗っていなくて壊れかけだったので。
近ければ歩く🚶、少し遠いとか荷物が重くなりそうな買い物の時は自転車と、使い分けて日々体力を付けよう作戦実行していまーす
本当はスポーツジムにも入りたかったけど、手術前の心臓の検査で引っ掛かり、激しい運動は避けた方が良いって言われたので 残念 諦めました。
あとは、来週くらいから陶板浴、鍼灸、ヨガ等に定期的に通って、免疫力アップ作戦も実行したいと思っています
いやぁ〜〜楽しみ楽しみ
引用元:退院後の日々 | いつも笑って♪
Rikoさん(女性)
夕方の回診終わったし運動しつつ、給水機からお水貰おう~と廊下歩いてたら、
回診途中の主治医一団がいて通りすがりに「元気だね?!」って言われ
「うううういたい」って傷を押さえていったら
「お元気そうで何よりです」って
うん、ちょー元気。
akayak38さん(男性)
10時半より最後の点滴。
15時半に終了。
ついに左腕の点滴の針も抜く。
これでついに体からすべてのチューブがとれた。
点滴の棒を持ち歩く必要がなくなって身軽になったこともあり、5F病棟以外にも歩行訓練ができるようになった。
階段の上り下りで他の階に行ったり。
5Fの同じ風景ばかりで飽き飽きだったので、とても気分転換になり、歩行訓練としても楽しいものになった。
階段の上り下りは通常時でも疲れるくらいなので(1F~7F)、疲労感もでて良い運動だ。
昨日くらいから、もういつでも退院できるね~。
とか先生が言っていたので、金曜日に退院したい旨を伝える。
土日は退院できないので、月曜日にするか金曜日にするかを天秤にかけて考えた結果、週末からゆっくり家で慣らしていくのもいいかな、と思ったこともあり。
akayak38さん(男性)
午前、午後と階段の上り下りで歩行訓練、というより運動。
入院患者は前開きボタンのパジャマ姿だし腕にネームプレートもつけているので、この人(患者さん)運動しているのだな、とすぐわかるのだろう。
1F まで降りてまた5Fまで登ると疲労感もでてうっすらと汗も出る。
日によっては割と暑く感じるこの季節、運動するにはちょうど良い時期だったのかも。
1Fの売店でポカリ500mLを1日で3回(3本)買った。
昼過ぎに生命保険の担当の方がお見舞いに来ていただく。
今回の手術・入院に際して、病院に提出する保険の書類をいただく。
実は4年前にこの保険会社に変更したばかり。
保険内容も見直していたので、そういう意味では良いタイミングで見直ししていたな、と。
本日シャワーは17時に。
運動して適度に体も疲労し汗もそれなりにかいているので、とても心地よい。
akayak38さん(男性)
本日、あとは階段の上り下り運動に励む。
明日退院とあって、最後にお見舞いに来る人との談笑とか(週末に来る予定の人も多かったり。
ごめんなさい、早く退院したかったので)。
本日の食事。
一昨日より全がゆとなって、昨日を最後に写真を撮るのをやめてしまった。
ので記録なし。
明日はいよいよ退院。
明日の朝食が最後の病院食となる。
作成者 Suguruさん(男性)
翌日(術後2日目)、呼吸は相変わらず苦しかったが午後にかけて少しづつ改善されてきた。
ただそれと反比例するように、次は胃がムカムカしはじめていた。
よくある胃の不快感なので、その時はすぐに収まるだろうと思っていた。
歩行訓練は初日と同じく苦痛だったが午前と午後に2回行い、看護師さんから褒められた。
歩行訓練は大腸の癒着を防ぎ、また回復が早くなる(はず)、そう信じていたので、すごく痛かったけど頑張れる。
三十路男さん(男性)
休薬期間が迫るところで筋トレも再開した。
当然ながら軽くだが。
過度な運動は禁止されている。
手足に過度な圧力をかけないようにも言われている。
ただ日常生活でやむを得ない場面もある。
大丈夫そうだなと思った時は、少し運動する事にした。
足の筋力が落ちている気がするので、散歩をしている。
運動を制限されているとは言え、あまり筋肉が落ちると
日曜生活に支障をきたすようになるかもしれない。
祖母は自転車を乗らなくなってから急に杖をついて歩くように
なってしまった。
年齢的な問題もあったろうが、筋力を使わないからだと思う。
移動は専ら祖父の運転する車だけになっていた。
それは、極端だが私だって半年間そのままにしていたら衰えるのは
目に見えている。
あれもこれも制限されるのは、気が滅入るものだ。
万全で元気です!・・・とは言い難いが、少しずつ動かしていく。
三十路男さん(男性)
ただ、1日経って体力が少し回復した気がする。
それでもドラクエで言えば、文字の色が緑の状態なのだ。
とにかく右の脇腹付近が動くと痛い。
今日から歩かないといけない。
歩かないと回復に近づかない。
母の術後の様子を見ていて知っていた。
信じられないが、起きられない。
これで歩けと言うのか?
立てば、何とかなるものか?
看護師に支えられ、どうにかベッドから立った。
信じられない。
立っていられない。
熱が下がらなかったのもあるが、フラフラするのだ。
とにかく部屋を出て廊下を歩きまくらなければならない。
部屋の出入り口付近まで行ったが、歩くどころか右脇腹が
痛くて立っていられない。
ギブアップしてベッドに戻った。
それでも痛くて体を寝かす事すらできない。
立っていられない。
寝ていられない。
どうすればいいのだ。
この日の徒歩数は、5歩。
恐らく赤ん坊の頃以来であろう。
ようやくにベッドに体を寝かす事ができた。
しばらくして看護師から元の病室に戻るのは1日後ろに倒す
事になった。
ショックだった。
歩けると思っていた。
予想以上に歩けなかった。
それ以前に寝起きできないのだ。
本当に治るのか不安になった。
本当にやる事がない。
食事はないし、トイレも管をさされているので行く必要がない。
ネットはできないし、本も読めない。
歯磨きと検温しかやる事がない。
午後になって主治医が来た。
私があまりにも右の脇腹が痛いので、首を傾げる。
腸の手術をしたのに腸がないところが痛いのだ。
看護師と話を重ねた結果、手術中の体勢で全体重がかかった事が
わかり、湿布を貼ってもらう事にした。
ただ、これで歩けなかったかどうかは言い切る自信がない。
また、時間の経過もわからないまま1日が終わる。
この入院で一番ナースコールを押した日だったと記憶してる。
意志だけでは、歩けない事を痛感。
三十路男さん(男性)
目が覚めると、何か今日は歩けそうな気がした。
いわゆる根拠のない自信というやつだ。
昨日5歩しか歩けないと思っていたが、5歩歩けたのだから
1日経って回復している今日なら歩けるということか。
それとも回復室にいるのが不快になってきたからか。
ともかく看護師さんについてもらい、歩いてみた。
右の脇腹に貼った湿布が効いたのか痛みが軽くなっていた。
ベッドを起こしてみる。
看護師さんから立ち方を改めてレクチャーしてもらい、立てた。
そして看護師さんにつかまる事もなく、歩き始めた。
とりあえずこの部屋から出て歩くのが目標。
部屋を出られた。
そしてフロアを半周してみる。
何とか点滴のスタンドをつかみながら歩けた。
自転車の補助輪を取った時、竹馬に乗った時、同じような感覚
だった。
動き出したら動けるのだ。
こんなに歩くつもりもなかったくらい歩けた。
嬉しいというよりもホッとした。
これで回復・退院が見えてきたからだ。
三十路男さん(男性)
その後、散歩をする。
フロアをグルグルまわる。
歩けるが、あまり過度にやるとお腹が痛くなる。
痛くなったらベッドに戻って休憩。
テレビなどを見る。
昨日からシャワーも浴びている。
回復を実感できる。
開腹手術であったら回復はもう少し遅かったのだろうか。
espoir330さん(男性)
なんだかんだありましたが、ついに久しぶりの外界へ!!
時間は朝の9:30。
病院から外に出た瞬間、青い空と太陽の光が眩しすぎてびっくりしました。
やっぱり開放感が違います。
と爽快に思っていたのは最初の10mくらいまで。
11mから先は、「暑っいよーー。
」と弱音を吐いてしまっていました。
目標コースは、皇居1週です。
2時間半くらいと計算しました。
サンダルペタペタ鳴らしながら、グダグタ歩きます。
やっぱり、息が上がるのが早かったです。
汗が噴出すのが早かったです。
でも、思ったより足が前に進みます。
久しぶりの運動(散歩)に気分が乗っているのがわかります。
国会議事堂の周辺の建物には、いつ襲ってくるか分からない強大な敵襲を想定し、この炎天下でもジッと立ってる警官があちらこちらにいます。
(実際どれだけの抑止力があるのか疑わしいですが)
荷物も持たずに手ぶらでペタペタふらふら歩いてる人間は異様に映ったでしょうか。
途中の憲政記念館に寄り涼をとった後は、ズイズイと一気に皇居の周りを一周です。
何人ものランナーとすれ違いました。
真夏の昼間なのに、何人もいました。
途中でスポーツドリンクを仕入れ、また途中の公共トイレでパウチの中身を出し、普通の生活を想定してみましたが、何とかなりそうです。
でも、やはりパウチの状況が気になりますね。
ベルトラインとの位置関係がずれてないかも、気になりますね。
そして無事に病院に帰ってこれました。
Tシャツは汗でいっぱい。
やっぱり夏はこうでなくては!!
その後のシャワー気持ちよかったです。
たらちゃんはきちんとおとなしくしてくれました。
エライ。
引用元:35歳の直腸ガン闘病日記
espoir330さん(男性)
病棟廊下(1周150mくらい?)を術後1日目に半周、2日目には5周程度、3日目には10周程度歩けるようになりました。
でも、まだ腰は引けた歩き方で、まだまだ病人の様相です。
引用元:35歳の直腸ガン闘病日記
espoir330さん(男性)
しばらくすると、看護士から「もう起き上がってみましょうか。
」と言われてびっくりしました。
鬼かと思いました。
でも、初日からできるだけ動いておかないと、腸が癒着してしまって後々腸閉塞になると脅されていたから、「がんばってみます。
」と宣言。
まずはベッドのリクライニングをゆっくり起こします。
頭の高さが少し高くなってきたすぐのところで、傷口というか関節や骨が痛くなってきて、頭が貧血っぽくなってきました。
(たった一日程度でここまで弱るものなのか・・)
そのまま注意深く少しずつ起こしてもらい、最後は自分の腰で「エイヤっ」で座ってみました。
最後の動きは少し無謀だったみたいで激痛が走りましたが、なんとかできました。
でも、激しい運動をした後みたいに、身体がとても熱く、気がつけば汗がどばっと出ていました。
そんな感じで周りに励まされながらも、なんだかんだ騒ぎながら呻きながら、そのまま2足で立ち上がることもでき、そのまま病棟廊下を半周くらいまでできるようになりました。
(これには先生も驚いてました)
これから、驚異的な勢いで治ってやるんだ!
引用元:35歳の直腸ガン闘病日記
か~くんさん(男性)
ちなみに容態のほうはといいますと、とりあえず大腸の腫瘍に関しては3月末の手術で無事取り除いてもらうことができました。
その後開腹手術によるリハビリを開始するも、途中腸閉塞を起こしてしまい胃へのチューブを挿入されたのですが、これが本当に辛かったです。
それによって入院してからほぼ2週間は絶食で点滴のみの生活でしたので、そこで一気に筋肉と体力が落ちてしまいました。
でもできるだけ病院内を歩いて体力回復に努めましたが、術部の痛みやお腹の張りによる息苦しさもあったりでなかなかうまくいかず結局体重は4~5kgほど落ちました。
ただ、退院一週間前ぐらいにはそこそこ歩けるようにもなってきたし、食事も段々取れるようになり、次の治療へすすめるようになりました。
引用元:なんとか退院しました
匿名(男性)
問題視されていた数値は白血球の数であり、
朝の回診が終わって間もなく、
その数値が復旧したことを知らされ、
胸のCVポートから点滴が外された。
これでエレベーターを待つことなく、
階段を使って階下に移動できるわけだけど、
さっそく売店にと階段を下りたところ、
自分の重さに両膝が悲鳴を上げたわけで
運動不足と体力低下を痛感せざるを得ない。
で、外出許可をもらったので、
バスに乗って街に出て、駅前まで歩き、
本屋等に立ち寄り、地下鉄にも乗り、
ヘトヘトになって帰って来た。
というわけで、今夜はよく眠れそう。
明日は午前中に退院する予定で、
娘が迎えに来てくれる。
パワフルママさん(女性)
手術の翌日からジュースが始まった。
そしてお決まりの歩行練習。
私は子どもを帝王切開で産んでいるので、二度開腹手術の経験があった。
今回は腹腔鏡手術だし、余裕だろう…と思ってたが、間違いだった。
歩き出してすぐ、激しい動悸、10歩で吐き気に襲われ折り返した。
麻酔の影響もあるのかな?
帝王切開は局所麻酔だし、背中からの痛み止めもないしね
そんなこんなで手術2日目になる。
食事は3分粥からスタート。
朝には背中からの痛み止めと尿管が外された。
歩行については不安が残っていたが、部屋の中にあるトイレまでは何とか行けた。
背中の痛み止めが外れた反動なのか、傷口に激痛が走る。
点滴で痛み止めを入れてもらうが、効かずにすぐ別の痛み止めをいれてもらった。
熱冷ましの効果もあるので、身体中が震えて冷や汗でびっしょり。
吐き気も伴う。
パワフルママさん(女性)
今日は気分転換に美容院に来た!
いつものお兄ちゃんと色々話して癒される(笑)
それにしても散歩がてら10分ちょっと歩いただけなのに、傷口がまだ痛むし、腰も痛い。
無意識に変な歩きかたしてるんだろうなぁ。
こんな状態で抗がん剤始めていいんだろうか?
明日はきっといい日になりますように…
さぶさん
日中は猫の写真集を見ていることが多かった。
入院したら時間をもて余すかもしれないと思って
活字がつまった本を数冊と 猫の写真集を数冊持ってきていたのだが
結局、活字がつまった本は読む気になれず
猫の写真を見ては ほっこりしていることが多かった。
後日、転室してこられた同年代の人も同じようなことをおっしゃってて
私が退院した後、うちにあったリラックマの本を差し入れしたりとか
動物の写真集を貸していただいたりとかしていました。
かご猫のシロちゃんに癒されてました。
なぜかテレビは思ったより見ることが少なくて
フィギュアスケートと歌謡祭を見て、あとはたまに。
健康的な生活でした。
手術の傷口(創部)の痛みもだいぶおさまり、歩行もスムーズになってきた。
さぶさん
起床後、検査のために採尿しナースステーションへ持っていく。
その後の巡回で採血をされる。
あとレントゲン検査をしたら、退院できるかが決まる。
巡回が終わって、朝食までの間に院内を散歩する。
たんこさん(女性)
術後1週間が過ぎてからリハビリも兼ねた散歩も本格的なってきた。
嬉しかったのは最初に同室だったNさんが散歩に付き合ってくれるようになったことだった。
入院中、痛かったり苦しかったりすれば寝ているしかないが、痛みも治まり、特に治療や検査もなければ病室にじっとしていても意味がない。
内臓の手術では特に歩くことが回復に繋がると聞いたので、趣味と実益を兼ねてウロウロすることにした。
消灯が早いから、当然早くに目が醒める。
お年寄りが多いこともあってか早くから院内を散歩している方も珍しくなかった。
1階の自販機そばの丸テーブルに自然と人が集まり朝のお茶会。
術前とは顔ぶれが違っていた。
ここは早期退院が基本なので術後1週間もすれば出されてしまう。
私のように3週間入院している人は珍しいようだった。
会計前の巨大なロビーも朝の散歩コースだった。
受付が始まれば患者で溢れかえるロビーも早朝は静かだ。
天井は吹き抜けで体育館を思わせる開放感。
その広々としたスペースにはかなりの数のオープン型ソファーが並んでいた。
気分が悪ければ横になれるほどのゆったりした作りはソファーと言うよりソファーベッド。
優しいパステルカラーは患者の心を和ませてくれた。
吹き抜けの天井はガラス張りでロビーにも陽光が差し込み、がん専門病院という重苦しさを和らげるのに一役かっていた。
たんこさん(女性)
話を聞いて気分的にすっきりしたせいか私はベッドから抜け出したい気分になった。
術後の回復を早めるには歩くしかない事はよく分かっている。
ベッドから降りたもののフラフラだったが、どうせなら部屋から出たい。
私はナースに頼んで部屋から出ることにした。
酸素濃度を測るセンサーを指に付けてガードにつかまり、ナースに支えられながら歩いた。
元の病室までは20メートルほど。
何とかそこまで頑張って歩くことにした。
同じ病室だった仲間の顔を見たかったし、驚かせたかったのだ。
一週間ほど前に腹腔鏡手術を受けたIさんはすっかり元気になっていて、術後間もない私が姿を見せたことにビックリしていたが、凄く喜んでくれた。
歩けたことで更に生命力が湧き出てきた気がした。
たんこさん(女性)
午前中も予行を兼ねて頑張って歩行訓練はした。
しかし、階下まで1人で行けるものか?内心不安はあった。
しかも、お腹から管が2本、更に尿管も付いている。
腹部から排出された液体は真っ赤。
そんな袋をぶら下げて歩いていたら周囲の人がギョッとしやしないか?ためらいもあったが、人目を気にしてはなにも出来ない。
私は意を決して地下売店へと向かった。
点滴台につかまるような感じで、やっとエレベーターに乗り込んだ。
そして、地下に到着。
当時は売店の規模も大変小さく、商品も数少なかった。
正直、誕生祝になるような華やかなものは売っていなかった。
長居は出来ないので、その中からすばやく商品を選ぶしかなかった。
文庫本コーナーで「薬になる食べ物」の本を買い、つまみにもなるような袋菓子を買った。
多分傍から見たら必死の形相だったに違いない。
商品を手に私はマラソンを走り抜いたランナーのような達成感を味わっていた。
匿名(女性)
接続部が縮んで排便が1週間以上なかったことを経験してから、食べることが少し怖くなってしまいました。
手術前43キロの体重があっという間に36キロになりなりました。
でも運動が必要と思いこんでいた私は毎日朝晩散歩をしたりしていました。
このころ術後の腰痛がひどかったので保険もきくということで、フィジカルセラピーに通い始めました。
ここのフィジカルセラピーははじめて保険を持ってて良かったと思った場所です。
ここのドクターはまず私のフィジカル状態をチェックしました。
私のフィジカル状態は大変悪く、とりあえずは運動をせずに体の状態が戻るのを待つことになりました。
ドクターはできるだけ体力を使わないように、買い物に行っても体が不自由な人が乗る自動の車いすに乗って買い物をするように言われました。
しばらくして友達が紹介してくれた栄養士の人に勧められたスムージーも飲み始め、少しずつ体力が戻って、体重も40キロまで戻りました。
恥ずかしいことに、こうなるまで私は自分の体と会話していなかったのです。
私は私の思いのまま動いていたのです。
Cold Clydeさん(男性)
退院の目処がたち,離床・歩行訓練にも身が入る。
朝から歩き始め一日あたり5000m程度は歩いている。
猫背の速歩ですたすたと。
ドレンの抜去は術後3日目,最後の点滴も昨日の夕方に終わった。
今回の手術創の閉鎖は,外科用ステープルで行われている。
縫合による閉鎖に比べ,感染症リスクは3倍以上だということだが,幸い順調に回復し今朝の回診時に抜いてもらえた。
ヨーシこれでオレ様の身体から人工物がすべて取れ,(一部を除き)入院前に戻ったってこった。
みふぉさん(女性)
午前中は、体を起こすリハビリをしました。
フラフラすることなく、体を起こすこと出来ました
先生たちからは、若いから早く歩き回ってと期待されてます。
手術当日も歩いていいからと言われましたが!当日は、無理でしたー。
午後からは、立ち上がることを目標にリハビリ始めたら、意外とすんなり歩くこともできました 少しだけ。
しかも、お腹をかばって超猫背で(笑)注意されましたよ。
明日も頑張ろうー( ̄∇ ̄*)ゞ
みふぉさん(女性)
今日は尿の管、背中の痛み止めの管が外され、自由の身になりました!
(キズからのドレーンはまだついてるよ)
しかーし、風邪をひいてしまい、なんだか体調不良(泣)……。
ガーン。
少し体を動かしつつ、風邪治さないとー
そうそう、トイレに行くだけで息切れします(笑)体力はすぐ落ちてしまうことが身に染みて分かりました。
なんだか歩けるけど、歩くのキツイんだよね……(私、歳だけが若いようです(笑)
あっ、書いてたら、またキズが痛み出した!!
いたいわー。
ちなみに、術後5日目で退院していく60代の女性がいましたよ。
(私と同じ手術だった方)
回復はやーい!ブラボー!
私はどうなることやら。
予定では術後、一週間なんですけどね。
嘆いてないで、リハビリ、頑張らなきゃだな