~よくわかる大腸がんの基礎知識~

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このサイトは、難しいイメージのある大腸がんについて、その症状や生存率、治療方法などを、なるべくわかりやすく解説することを目的に作ったものです。細心の注意を払って正確性を期していますが、個人でまとめたものですので、誤りがあるかもしれません。ご了承ください。

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リンパ節

大腸がんが進行すると、ほかの部位や臓器に転移していきます。この時、最初に転移しやすいのがリンパ節です。どのように転移するのか、治療方法などについても見ていきます。

大腸がんの転移はリンパ節からはじまる?

大腸がんもステージ3まで進行すると、大腸の壁を突き破り、ほかの器官へ転移が始まります。

ほかに転移する時、最初に転移する可能性が高いのがリンパ節です。

よく、美容や健康の話題の中で、リンパの流れを良くして…、と聞きますね。リンパとは、体中に編み目のように張りめぐらされています。リンパでは、白血球をつくり、それを体内のあらゆる組織に運んでいます。

リンパ節とは、そのリンパのポイント地点という感じでしょうか。つまり、リンパ節は体中のすべての組織とつながっている場所なのです。

大腸の場合でも、リンパ節は腸の壁のすぐ外側に存在しています。大腸の壁を突き破った先にはリンパがあるので、リンパ節が最初に転移しやすいということです。

リンパ管に存在するリンパ節には、免疫機能があり、細菌や病原体を攻撃し排除する役割があります。もちろん、リンパ節でがん細胞もその攻撃を受けますが、がん細胞が勝ってしまうと、リンパ節の中でどんどん増殖してしまいます。

大腸がんがリンパにまで転移すると、すでにステージ3に到達しているため、あらゆる自覚症状が出てきます。しかし、リンパ節への転移は転移の始まりであるため、大腸がんとともに転移している、転移している可能性のあるリンパ節もろとも切除することで、完治できる可能性はある程度あると考えて良いでしょう。

しかし、リンパはあらゆる器官につながっているおり、リンパ管を通じて次のリンパ節へ、また次のリンパ節へと広がっていくため、転移しているリンパ節を切除しても油断はできません。治療後は、転移を防ぐために、抗がん剤治療なども行うほか、定期的に検診を行い、転移がないかを常にチェックする必要があります。